湘南で運送業許可を取るための基本知識|現場28年の行政書士が解説


運送業許可 / 湘南エリア

湘南で運送業許可を取るための基本知識|現場28年の行政書士が解説

車両を用意するだけでは始められない。湘南エリアで「一般貨物自動車運送事業」の許可を取るために、本当に押さえておくべきポイントを解説します。

2025年6月現在・最新法令対応済み

現場経験28年(水道工事・古紙回収・トラックドライバー)+行政書士の視点から、「知らずに進めると止まる」ポイントを中心に書きます。

一般貨物自動車運送事業とは

他人の荷物を有償で運ぶ場合、国土交通省(関東運輸局)の許可が必要です。湘南エリアでもネット通販・企業物流の需要は伸び続けていますが、許可なしの営業は道路運送法違反。「仕事はあるのに始められない」状態が一番もったいないです。

許可が必要なケースと不要なケース

許可が必要

他人の荷物を有償で運ぶ

許可不要(自家用)

自社の荷物のみを運ぶ

届出のみ

軽貨物(黒ナンバー)

この判断を最初に間違えると、申請全体の方向性が狂います。行政書士として最初に確認する最重要ポイントです。

許可取得の流れと、湘南特有のつまずきポイント

1

事業計画の作成

運行管理体制・輸送品目・収支計画を具体的に落とし込む段階。ここが曖昧だと後の全工程がブレます。

2

営業所・車庫の確保 ← ここで止まる人が多い

湘南エリアは土地の制約が厳しく、「使えると思っていた場所が用途地域の問題で使えない」ケースが頻発します。平塚・茅ヶ崎・藤沢でも、市街化調整区域や第一種低層住居専用地域に引っかかる場所は少なくありません。車庫は「営業所から直線2km以内」という距離要件もあります。

3

書類準備・申請

関東運輸局神奈川運輸支局への申請。添付書類は30点を超えることもあります。

4

審査(標準処理期間:約3〜6ヶ月)

申請後すぐに営業開始はできません。この期間中も車両・人員の準備を進めます。

5

法令試験合格 → 許可 → 開業

役員等が法令試験(年2回)に合格することが許可の条件。合格率は60%前後で推移しており、試験対策も早めに始めることを推奨します。

主な要件の早見表

要件 概要
車両 事業用(緑ナンバー)トラック5台以上
運行管理者 営業所ごとに1名以上(国家資格)
整備管理者 一定台数以上で選任義務あり
資金 事業規模に見合う自己資金(目安:2,000万円〜)
車庫 営業所から2km以内・用途地域適合

【2025年法改正情報】

2025年6月、貨物自動車運送事業法が改正・成立しました。従来の「終身許可制」から5年ごとの更新制に変わります。許可を取れば終わりではなく、安全管理・法令遵守・財務状況を定期的に審査される仕組みになります。また、無許可業者への運送委託が明確に禁止され、違反した荷主にも罰則が科されます。新規開業時から「5年後の更新」を見据えた経営体制の構築が重要です。

許可は「書類の問題」ではなく、事業設計の問題です。後から直すと時間もお金も無駄になります。最初の段階で相談しておくと、無駄なく最短で進められます。

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行政書士あおばと合同事務所
運送業専門|現場経験28年



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